英語のブランク

ミス花子

2016年06月20日 09:41

私がバイリンガル子育てをやっていて、気をつけていること、それは・・・


ブランクをあけないこと。


私が参考にしている、長年英会話ビジネスや留学コンサルタントなどをやっている木下和好さんの著書「子どもをバイリンガルに育てる方法」によると・・・




10歳以下なら日本語しかしゃべれない子でも、インターや海外などに行くと母語として英語を習得する可能性が高いです。その代わり、帰国するなどして英語を使わなければ、どんなにペラペラでも英語を忘れてしまうそうです。

1、10歳までは、母国語入れ替え可能時期
2、10~12歳は、母国語形成時期
3、13歳以上は、母国語入れ替え不可能時期



子どもが使わない言語を忘れるスピードがものすごく早く、なんと1ヶ月だそうですよ。なぜかというと、子供の脳は、一定期間、使っていない言語能力は不要と判断し、切り捨てていくからだそうです。


私は最近まで、地域の英語サークルで約4年、英語を教えてきましたので、これはわかります。小学校低学年までの生徒さんに、ひとりで英語の本が読めるように指導していました。




でも・・・サークルを夏休みで1ヶ月お休みしたあとのこと。夏休み明けに、


「あれ?!英語が読めなくなってる~!」


と驚いていた子もいました 一応、「少なくとも週に1度は本を読んでよ」と伝えてはいたんですけどね。とはいえ、一度覚えたことなので、少しがんばったらすぐに思い出しましたが。


英語を習わせていると、上手になったから、そろそろ別の習い事を・・・と思う方がけっこう多いと思います。でも、水泳や書道などの習い事との決定的な違いは、ブランクがあくと積み上げたものがゼロになること。英語は一度始めたら、ぜひ継続してくださいね。逆に言えば、小学生以下の場合は、英語は継続しないならば習う意味があまりないのです。


ちなみに、先ほどの本によると、10~13歳の間はしっかりと英語に触れさせれば、一生モノの言語能力となるそうですよ。そんなわけで、わが家も1日のブランクも惜しんで、なるべく毎日英語に英語にふれさせるようにしています。忙しい日でも、音読を1ページと英語のテレビを10分だけは、欠かさずやっています。


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